『第5回 Eat&Hartセミナー』 - 2010.08.24 Tue
日曜日(8╱22)のセミナーの記録 <ロングロングです・・

直子先生の「1年ぶりです!」の言葉でスタート

去年の8月末 「Eat&Hart」セミナーの第1回目と同じ8月、同じ場所・時間
講師:大好き尊敬する 本村直子・伸子先生
■「フレンドの遺言状」 /直子先生
*私の心にある記録*
癌・余命1ケ月の宣告を受けた時、フレンドは5歳
その日から・・ただ「生きたい」の想いで大好きな人(直子先生)と
過ごした時間は6年
フレンドの存在がナチュラルケアのきっかけで、直子・伸子先生の「Eat&Hart」に・・
フレンドの飼い主の直子先生の言葉と・・号泣で読んだ『フレンドの遺言状』の
ページで重なる時には・・・ウゥ・・と涙を堪え(たつもり)
凛とした直子先生が・・言葉を止める間には上を向いた☆
でも、泣いていたよね~~
フレンドの話しをする直子先生の姿には・・フレンドへの誇りと想いが・・
それは・・涙の意味を変える程の・・心に響く暖かさ
犬の幸せは
・・・「飼い主に愛され、きちんと責任をもつ飼い主と過ごすこと」
犬(猫)には食事・環境などを選択することはできない・・
最期を決める辛い選択の時もある・・
飼い主が悩み、迷い、決心・決断したことを行動
その結果を受け入れる、これが責任を持つこと
「飼い主が犬(猫)を想い決断したこと・・それはその犬(猫)にとって正しいことです」
・・・これから、ずっと胸に留めていく言葉

何度も‘責任’と‘バランスが大事’・・と、深い優しさの笑顔の直子先生
ここで伸子先生にバトンタッチ
まずは~休憩(マーキングタイム)!!」と・・いつもの笑顔
休憩を終え後半スタート
当日のレジュメ、割愛で進めます(時間の押せ押せにより・・

でも・・伸子先生は‘知っておくべき’‘関連するより深い知識’で全てを理解できる
よぅに言葉を選んで話しをしてくれます。 ←すっごく感謝なのです

「解ると?(福岡弁)」 にもすっかり慣れていた☆
今回の記録を残すのに【ここ】↓
復習しても中途半端な言葉でしかまとめられず・・
今の精一杯 <笑
正しくワクチンを理解する為に必要な知識『免疫』の話しから
(「ちと難しいンだなぁ~」と先生もボソッ)
Ⅰ.免疫について
■免疫とは・・
「自己」(生まれつき自分の身体に存在するもの)と「非自己」(異物<細菌・
ウィルス・真菌など)を識別し、非自己を排除しようとする身体の働きのこと
■免疫には・・
1.自然免疫(先天性免疫)
:外部からの微生物の侵入に対して、もともとある生体防御能
微生物の侵入
1st防御=物理的防御 <鼻毛・くしゃみ・咳など>
体内に侵入した微生物 ↓
科学的防御 <胃酸・リゾチーム(細菌を溶かす酵素)などで
殺菌成分で化学的に攻撃>
それでも生き残った微生物 ↓
免疫細胞(好中球・マクロファージ)が攻撃
さらに生き残った微生物 ↓
獲得免疫が働く
身体って・・すごいなぁ~と思って・・☆
2.獲得免疫(後天性免疫)
生後・外部からの刺激により獲得する免疫
抗体を作り出す・・・・人為的に誘導する目的=予防接種
獲得免疫(抗体をつくる)前には自然免疫が働く
常に皮膚・粘膜(腸管・鼻)などで自然免疫が外敵侵入から身体を守っている
※ 免疫を高める=皮膚・粘膜を強化が大切
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犬・猫に大事なコト
※ 免疫を高める=皮膚・粘膜強化の食事
強い胃酸 =細菌などを殺す
強酸を分泌させる生活(食事間を空けるナド)が大事
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■免疫細胞には・・
リンパ球でつくられる生体を守る異なる2つ
1.体液性免疫
・細菌・ウィルスを直接攻撃
・その中のIgGが血液中出現する =抗体価検査の結果
余談ですが・・IgE=アレルギーに関係する
2.細胞性免疫
・ターゲットは自分の細胞(隠れている異常に攻撃する)
・抗体検査では計測不可
(不活性ワクチンは刺激しない)
3.分泌性免疫
・体液性免疫によるもので血液中ではなく粘膜細胞内でつくられる
■抗体検査について
抗体価測定できるのは・・体液性免疫(IgG)のみ
それでも・・意味はある!
・きちんと予防されているかを知る
・ワクチン無反応(抗体を作れない)・弱い抗体しか作れない
の個体を見出す =甲状腺の問題が多い
・身体への負担の軽減
抗体価があるorワクチンに無反応の個体への接種を避けれる
効力・必要アリの単体ワクチン接種の選択OK
Ⅱ ワクチン接種
■ワクチンには
1. コアアクチン/ノンコアワクチン
コアワクチン(全ての犬に・・) :パルボ・ジステンバー・アデノウィルスⅡ型・狂犬病
ノンコアワクチン(環境に応じて・・):パラインフルエンザ・レプトスピラ
2.生ワクチン/不活性ワクチン
生ワクチン :生きたウィルスを弱らせたモノで感染させる
IgGを攻める・体液性+分泌性免疫を刺激
不活性ワクチン:病原菌を殺した(免疫原性弱)状態のモノ
*****また、接種は個体の大きさに関係なく1匹:ワクチン1本!?
だったので、話を聞けて良かった・*****
大切な家族を病気から守る為のこと

・ワクチン混合の種類が増えれば「負担・免疫抑制」が生じる
・過剰ワクチン接種とならないよぅに
※抗体検査を受ける
抗体があるのにワクチン接種は無意味
低下しているワクチンを知る→必要であればそれを単体で
自然感染を知ることができる
※個々の環境(ライフスタイル)に必要なワクチンだけを接種
・過剰ワクチン接種による副作用(アナフィラキシー・ジステンバー脳炎など様々)・
疑われる副反応(腎疾患・アレルギーなど様々)を知っておくべき
・接種時には
健康体・心身のストレスのない状態で
免疫力UPの食事ヲ
免疫疾患・高齢には・・接種を控える
妊娠・授乳中・発情期には絶対しない
<仔犬の移行抗体に影響する>
他にもいっぱい~~

義務の狂犬病を除き、「抗体検査をする」・接種は「毎年」or「○年おき」・「混合ワクチン○種」
の選択・決断も飼い主です。
予防充分の効力で大切な家族を守りたい・・・と願うから。
この日のセミナー
最後は直子先生からのAC(アニマルコミュニケーター)のお話がありました。
ドッグトレーナーの直子先生・獣医師の伸子先生
そして飼い主にも解る犬の感情(痛い・楽しぃ)
これからは「心」を知ることも必要・・と

実際に行われたセッションでの飼い主・犬の心の紹介がありました
心痛ッと笑い!
犬からのメッセージは1つ・・「僕(私)のことを見て

本村先生at東京での連続セミナーはこの日で終了(今後未定)
とっても淋しい・・

最終回、心で聞き、胸に留めた言葉は忘れない
ただ、記録メモ(今日の記事)合っているのだろぅか~~
私の・・
いつも
『一生の一頭』

*後日、読み返し・・誤りはきちんと修正します!*
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